アドラーとの出会い

前回の投稿から随分と間が空いてしまいました。

ヒューマンハピネスではアドラー心理学に基づく研修を行っていますが、今日は私とアドラーの出会いについて書きますね。

「嫌われる勇気」が大ブレイクするずいぶん前になりますが、私がまだ千葉大の研究室に在籍していた2007年頃。
当時、周りの方々と「人の性格は変わるのか?」という議論をしていました。ほとんどの人は「性格は変わらない」派でしたが、私は「変わる」派。自分自身を振り返っても、「その時々で必要に応じて性格を変えてきたな(←ここ、大事です)」という自覚がありましたし、産業医としてたくさんのメンタルヘルス不調の方と面談している中で、「自分は○○な性格だから仕方ない」と言われてしまうと、「もう私にお手伝いできることはないですね…」という感じになってしまって話が前に進まないような気がすることも多く、希望も含めて「自分で決断すれば人の性格は変わる、変えられる」と考えていました。

そんなある日。当時は論文を書くことがメインの仕事だったので、論文作成に必要な文献を探しに向かった千葉大医学部の図書館で、何の気なしに心理学・メンタルヘルス系の書棚を眺めていたら「アドラー心理学トーキングセミナー―性格はいつでも変えられる」という1冊の本と出会ったのです!(この本は現在絶版になっています)平積みになっていた訳ではなく、他のたくさんの本と同じように書棚に並んでいたのですが、明らかにこの本だけがスポットライトを浴びたように視界に飛び込んできて、「性格はいつでも変えられる」というサブタイトルが強烈にアピールして来ました。当時、アドラー心理学は有名ではなく、私も聞いたことがなかったのですが、すぐに図書館でその本を借りて読んでみたところ、「自分で決断さえすれば性格はいつでも変えられる」ということの他にも、私が長らく考えていたようなことが整理されて書いてあるではありませんか!!!ものすごく興奮して、すぐに関東地方でアドラー心理学を勉強できるところをネット検索し、2008年初からヒューマン・ギルドに通い詰めた…というところから私とアドラー心理学のお付き合いが始まりました。
う~ん、こうやって思い出してみると懐かしい…。

「勇気の心理学」「勇気づけの心理学」とも呼ばれているアドラー心理学ですが、アドラーや共に学ぶ仲間からの勇気づけもあり、その後の私の人生は激変していくのですが、ここに書きにくいこともあるので講座や研修などでお会いした時に気軽に声を掛けてみて下さいね。

それでは、また次回もお楽しみに!