ハピネスを考える

ヒューマンハピネス代表の上谷実礼です。

先月末から今月にかけて公私ともに慌ただしく、更新が滞ってしまいました。

今日は我が社の社名への思いを綴ります。

産業保健サービスを提供する会社を作ろうと決め、「さて社名はどうしよう」と頭をひねりました。
人を大切にするというメッセージを込めたかったので「ヒューマン」という言葉は社名に入れようと決めていました。数日間考え続けていたある日「ひらめいた!」という感じで「ハピネス」という単語が頭に浮かびました。思い起こせば、私が医師になることを志したのは、人々の幸せづくりのお手伝いをしたい、という思いからだったのです。やっぱり原点に帰るのか…と感慨深い思いを味わいつつ、WEB検索してみると「ヒューマンハピネス」という会社はなさそうでした。こんなにシンプルな単語なのに、すでに使っている人がいないなんて!と興奮しました~。カタカナ表記にすると長いけれど、英語読みだと2音節なのでそんなに長くもないと感じましたが、一方で、新興宗教っぽいかなぁという懸念も生まれましたので、念のためにネイティブの方に相談してみたところ「いい社名だね!」という反応。
良かった~、ということで社名は「ヒューマンハピネス」に決定。

「株式会社」という単語よりも社名を先にしたかったのでいわゆる後株(あとかぶ)で決まり。
英語表記は Human Happiness Inc. とし、無事に「ヒューマンハピネス株式会社」が生まれました。

意外にも「社名はどういう意味なの?」という質問はほとんど頂かないのですが、社名に入れたのもあって、改めて私にとっての「幸せ、ハピネス」とは?と再確認する機会にもなりました。

皆さんにとっての「ハピネス」ってどういうものですか? たくさんのお金があること? 社会的地位が高いこと?
友達が多いこと? 持ち家があること? 病気ではないこと? 平和に毎日を暮らしていること? 自分の望みがなんでも叶うこと? 人によっては、この他にも色んなことが出てくるかもしれませんね。

私が考える「ハピネス」とは、ズバリ「共同体への所属感と貢献感を持てること」です。
「幸せってなんだろう?」という疑問は、10代の頃から長く私の中にあったのですが、研修等でもお伝えしているアドラー心理学に出会ってからは、この定義でスッキリと整理されました。アドラー心理学についても少しずつ書いていきますね。

「共同体って?」という説明を始めると長くなりますので、今回は割愛しますが、「自分はこの世界にいてもいいんだなぁ、人々は仲間なんだなぁ」という感覚を持ちつつ、他者へ貢献できているという感覚を持てる、という風にも説明できます。 (ここでは実際に貢献できているか否かということは重視しません。貢献できているという感覚を持てるかどうかが重要です)

こう考えてみると、社会で働くことは「ハピネス」のために、つまり「共同体への所属感と貢献感を持つ」ために誰もが取り組めることだと言えると思います。私の専門は産業保健なので、どうしても会社で働いている皆さんをメインにサポートをさせて頂くことが多いのですが、会社に勤めることだけが社会で働くことではなく、主婦の方でもすでにリタイアした方でも学生の方でも、それぞれの立場で社会に貢献できるし、貢献されていますね。
産業保健サービスを通して、会社で働いている皆さんが健康で安心して、所属感と貢献感を持てるようにサポートさせて頂くことは、医師になることを志した出発点である「幸せ作りのお手伝いをしたい」という思いの表現形なのだ、と自分の中で整理された時は、とても嬉しい気持ちになりました。

こんな風に自分の中で整理がついてからは、私自身のハピネスも増え、ますます心を込めて産業保健サービスを提供させて頂けるようになりました。

すっかり熱く語ってしまいましたが、今日は私が考える「ハピネス」について、また我が社の社名である「ヒューマンハピネス」の由来についてお伝えしました。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。