本当の自分を
生きるための
心理療法・心理学

ヒューマンハピネスでは、心理学的側面と脳神経科学的側面から自分(こころとからだ)を大切にする生き方をまなび、社会の中にありながら、自然体で自分らしく生きられるよう支援しています。ここでは上谷実礼が修得してきた心理学、心理療法を中心に、ヒューマンハピネスがクライエントに提供するまなびや癒しについてご紹介します。

ゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法は、精神分析医フリッツ・パールズ(1893-1970)、ゲシュタルト心理学者であった妻のローラ・パールズ(1905-1990)、編集者であったポール・グッドマン(1911-1972)によって創られた、実践的な「今-ここ」中心の心理療法です。

クライエントが感じている人生観、人間関係、仕事、家族関係、身体的、精神的な「問題」の背景には、しばしば「未解決な問題(Unfinised Business)」が影響しているとして、「今-ここ」の現時点に現れている「未解決な問題」に焦点を当て、気づき(Awareness)をうながすアプローチです。

アドラー心理学

アドラー心理学とは、オーストリア生まれの精神科医アルフレッド・アドラー(1870-1937)が創始し、後継者たちが発展させてきた心理学の体系であり、社会の中で人とつながりあって生きていくための「共同体感覚」を大切にします。

アドラーは19世紀のおわりから20世紀初頭にかけて、現代の臨床心理学の基礎を作った人物として、S・フロイト、C・G・ユングらと並び称されています。
アブラハム・マズロー、デール・カーネギー、カール・ロジャーズ、ヴィクトール・フランクルなど、多くの心理学者や著名人が、アドラーの影響を受けたと言われています。

フォーカシング

フォーカシング(Focusing)を見出したのは、米国の哲学者であり、シカゴ大学教授のユージン・ジェンドリン(1902-2017)です。

フォーカシングは、静かに、心に感じられたことや思いに注意を向けて、それらが変化する様子を観察し、そこから意味を見いだす心理療法の一種です。
私たちが感じていることには意味があり、それを表現して耳を傾けることで、人生の次の一歩やヒントが暗示されます。
ジェンドリンの心理療法の研究によって生み出されたこの方法は、心理療法や自己理解、夢理解の方法として、米国をはじめ、ヨーロッパほぼ全域に普及しています。

パーソン・センタード・
アプローチ

受容や共感という、心理療法の流派や学派を問わずに重視される概念を提示したのは、米国の心理学者カール・ロジャーズ(1902-1987)です。

ロジャーズの人間論を基盤にしたアプローチをパーソン・センタード・アプローチ(Person-Centered-Approach)と呼び、現在では心理カウンセリングのみならず、人間関係やコミュニケーションに対しても適応されています。

認知行動療法

認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy、略: CBT)は、従来の行動に焦点をあてた行動療法に加えて、アルバート・エリスの論理療法や、アーロン・ベックの認知療法を統合して、思考など、認知に焦点をあてることで発展してきた心理療法の技法の総称です。

認知、感情、行動は密接に関係していると考え、不適切な反応の原因である、自動思考と呼ばれる思考の論理上の誤りや偏りを調整することを目的としています。
無意識にアプローチする従来の精神分析とは異なり、観察可能な意識的思考にフォーカスし、非適応的な自動思考を適応的な自動思考に変えるトレーニングを行います。。

関係対話療法

ゲシュタルト療法の創始者であるフリッツ・パールズに、直接師事した臨床心理学者ロバート・レズニックが提唱しているセラピーです。

ロジャーズの「傾聴」とは異なり、セラピスト自身がセッション中にクライエントから受けた影響を伝える「対話」を重要視します。
セラピストが自分が今どういう状態でいるかということ(「今‐ここ」の感情や感覚、感じていること、考えなど)を伝えることで、孤独である人が、出会い、受け止められるという「我‐汝」の実存的な体験をします。
このような体験を通してクライエントは自分自身に気づいていくことができます。

マインドフルネス

マインドフルネスとは仏教、特に東南アジアで拡がったテーラワーダ(上座部)仏教の瞑想法から宗教色を取り除いて発展した心身アプローチの総称です。

マインドフルネスの臨床化に大きな役割を果たしたジョン・カバット・ジンによると「(マインドフルネスは)刻々と展開する体験を、その時点で判断をくださず、意図的に注意を払うことによって生じる気づき」と定義されています。
「今‐ここ」に意識を100%集中して、自分の中に起きていることにただ気づき、それらを分析や評価することなしに、ありのままに観察する、眺める意識状態のことを言います。

こんな方におすすめします!
ワークショップ参加を希望する方へ

ヒューマンハピネスでは、心理的安全が約束されたフラットでおだやかな雰囲気の中、本当の自分を生きる、自分らしく生きることを体感しながらまなぶワークショップを行っています。

参加される方は、参加者それぞれの「ありのまま」を受容しながら、自分と向き合い自己理解を深められています。自分のことを理解し、大切にできるようになることは、複雑に感じる問題や状況をほどくヒントになります。
また、自分のことを理解し、大切にできるようになると、人のことも理解し、大切にできるようになります。

ヒューマンハピネスのワークショップは笑いあり、涙ありのひと時です。あまりかまえず気軽な気持ちで参加してください。

こんな瞬間を
感じていたら、一緒に
まなびましょう

  • ・ なんとなく生きづらさを感じる
  • ・ 自分に嘘をついているような気がする
  • ・ なんとなく自分が嘘っぽいような自己不一致感がある…
  • ・ 自分の人生はこのままでいいのかなと思う一方で、どうしていいか分からない
  • ・ 努力してある程度は成功してきたのに満足感がない
  • ・ 世間から認められるキャリアを積み重ねてきたのに実感が湧かない
  • ・ いつも本音と建て前を使い分けていて、作り笑いが顔に張り付いているような気がする
  • ・ いろいろな資格を取ったり、たくさん学んだりしても、まだまだ足りない気がする
  • ・ 好きだ!やりたい!と思ってスタートしたことなのに、いつの間にかタスクになってしまい苦しくなる
  • ・ 実は心の底から嬉しいとか楽しいとか感じたことがないような気がする
  • ・ 子育てに行き詰まりを感じている
  • ・ パートナーシップの悩みがある
  • ・ パートナーができない
  • ・ パートナーの浮気や不倫に苦しんでいる